食べ物について
こんにちは(*^^*)看護師の畠山です。
いつのまにやらもう11月ですね〜(  ̄▽ ̄)
気候も秋っぽくなってきて、朝晩が冷え込むようになりました。
人も動物も体調を崩しやすい季節なので体調管理に気を付けたいですね( ´△`)
食べ物が美味しいこの季節にしかっり栄養をつけて冬に備えましょう♪
ということで、今回のテーマは『食べ物』についてです。
最近では、特にワンちゃんに手作りごはんを作ってみえる飼い主さんがちらほらいらっしゃいます。
私なんかは面倒くさがりで飽きっぽいので、手作り食を作ってみえる方は本当にすごいな〜と感心いたします。
また、完全手作り食じゃなくても「ドライフードだけでは食べてくれない」とか「ダイエット中でドライフードの量を減らさなきゃいけないけど物足りなさそうなのでカサ増しに」とか色々な理由でトッピングされている飼い主さんもみえると思います。
そこで、今回は基礎知識として身近にある食べ物でペット達に与えてダメな食べ物・与えるのに注意が必要な食べ物を簡単にご紹介します。
まずは、与えてはいけない食べ物から。
ネギ類(玉ネギ・ネギ・ニラなど)
ネギ類には赤血球を壊してしまう成分が含まれています。加工してもその毒性は消えないので、ハンバーグや玉ねぎが入ったスープなどにも注意が必要です。
チョコレート・ココア
チョコレートなどに含まれているカカオには、心臓や中枢神経を刺激するテオブロミンという物質があり危険です。
ブドウ・レーズン
腎不全になる可能性があります。
キシリトール
血糖値の低下、嘔吐、肝不全の危険があります。
他にも中毒成分が含まれている、
アボガド・銀杏・イチジク・マカダミアンナッツ
なども与えるのは危険です。
どの食材も、食べた量や個体差によって出てくる症状や命の危険度は変わってきますが、与えないに越したことはありませんので注意しましょう。
他にも中毒を起こすわけではないけど、与えない方がいい食材が下記のものになります。
次は、与えるときに注意が必要な食べ物です。
上記の食べ物は必ず加熱して与えるようにしましょう。生食禁止です!キノコ類は消化が悪いので細かくして与えてください。野生のキノコはNGです。
乳製品はお腹をこわしてしまうことがあります。これらはかなり個体差があり、牛乳をたくさん飲んでも全然平気な子もいれば、少しのチーズで下痢をしてしまう子います。もちろん与える量にもよります。初めて与えるときには注意が必要です。少量から始めて様子をみましょう。ヨーグルトは無糖のプレーンのものにしてください。
これらの食材は、与えるのに健康上問題はないけれど消化が悪いので注意してください。与える際は細かくして少量にしておきましょう。
最後は、
卵は生の白身は与えないようにしてください。黄身は生でも大丈夫ですが、加熱して与える方が食べやすいかもしれません。
白身も火を通して与えれば食べてもOKです。
以上がわんちゃん・ねこちゃんの「与えてはいけない食べ物」、「与えるときに注意が必要な食べ物」でした。
- 2017.11.16 Thursday
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- 10:44
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- by モフモフどうぶつ病院